看護師ってとてもハードな仕事ですよね。
もう看護師の仕事なんてやめたい…
なんて嘆く同僚も、私の周りに沢山いました。実際辞めた人も何人もいます。
看護業務のどのような点が「割に合わない」「安い」と思うのでしょうか?実際にまとめてみました!
この記事で解決できるお悩み
- 看護師の給料に満足できない理由とは?
- 看護師を続けていくべきなのかな?
- 解決法はある?
本記事では、自分の仕事に対し「給料が業務に見合わない」と思う人に対して
本当にやめるべきか?を手助けできる記事になっています。
自分の気持ちを整理して、充実した気持ちで業務に励めるよう考えてみませんか?
目次
看護師が給料が安いから辞めたい!と思う理由9選
看護師として働いていると、給料に不満を感じる瞬間が少なくありません。
私自身も同じ悩みを抱えていました。今
回は、看護師として経験した「給料が安くて辞めたい」と思う理由について、具体的な場面や気持ちを交えてお伝えします。
①上司や職場の人間関係が良くない
看護師の職場では、上司や同僚との関係が大きなストレス要因となることが少なくありません。
理不尽な指示や、意思疎通がうまくいかないと、仕事が進めにくくなり、そのうえ給料が安いと辞めたくなる気持ちが強まります。
特に、孤立感や敵対的な環境があると、心の負担が大きく、モチベーションが下がる一方です。
②看護師特有のストレスと責任感
看護師は、命を預かるという大きな責任を常に感じながら働いています。
そのプレッシャーは並大抵のものではなく、常に緊張感を持って仕事に臨まなければなりません。
それにもかかわらず、給料がその重責に見合わないと感じる時、「このまま続けていけるのか」と悩むことが多いのです。
③労働に見合う給料ではない
看護師の業務は体力的にも精神的にも非常にハードですが、それに見合う給料が支払われていないと感じることがよくあります。
長時間の労働や夜勤をこなしても、給料がそれに比例していないと思いませんか?
「なぜこんなに頑張っているのに報われないのか」と感じ、辞めたい気持ちが湧き上がってきます。
④休日が少なく、リフレッシュができない
看護師の仕事はシフト制で、休みの日数が他の職種と比べて少ないと感じることがあります。
さらに、休日であっても疲れが抜けず、心身のリフレッシュが十分にできないため、ストレスがたまる一方です。
疲労が蓄積していく中で、給料が安いと「これでは続けられない」と思うのは無理もありません。
⑤勤務時間が長すぎてプライベートがない
看護師の仕事は長時間勤務が当たり前のように続くことが多く、プライベートの時間がほとんど取れません。
帰宅後も疲れ切って何もできず、友人や家族との時間も削られてしまいます。
プライベートを犠牲にしながらも給料が安いと、「このままでは生活が成り立たない」と感じ、辞めたい気持ちが強まります。
⑥人手不足による負担増
看護師の現場では人手不足が常態化しており、その結果、一人あたりの業務量が増えがちです。
これにより、余計な負担がかかる一方で、給料は変わらないか、それ以上の負担に見合うほどではありません。
限界まで働いても評価されず、給料が安いと「辞めたほうが楽なのでは」と感じることもあります。
⑦業務の幅が広すぎて給料に反映されない
看護師の仕事は、ケアだけではなく、書類作業や雑務、清掃なども含まれ、多岐にわたります。
加えて、部署の看護研究、個人の看護研究、委員会活動など…
しかし、これらの多様な業務が給料に反映されることは少なく、労力に見合わないと感じることが多いです。
「これだけ幅広い仕事をして、手当もないのに、なぜ給料がこれほど低いのか」
と感じると、やりがいを見失い、辞めたいと思うのです。
⑧夜勤による体調不良と健康問題
夜勤は看護師にとって避けられない業務ですが、体調不良や健康問題を引き起こすことも多いです。
夜勤が続くと睡眠不足や疲労がたまり、体調を崩しやすくなります。
それにもかかわらず、給料が安いと「この仕事を続けていていいのか」と考えてしまい、健康を優先して辞めたいと思うことが多々あります。
⑨スキルアップしても給与が上がらない
看護師として勉強を続け、資格を取ったりスキルアップを目指しても、給与にほぼ反映されないケースが多々あります。
努力が報われないという感覚が強まり、「これ以上続けても意味がない」と思ってしまいます。
特に、頑張ってスキルを上げても評価されないと感じると、辞めたい気持ちが募ります。
給料が安いのはなぜ?看護師としての収入の現実
看護師は体力的にも精神的にも負担が大きい仕事です。
それに見合った給料が得られていないと感じることもあるでしょう。
では、なぜ看護師の給料は安いと感じられるのでしょうか。ここでは、その理由を詳しく見ていきましょう。
基本給と夜勤手当の実態
まず、看護師の収入の多くは基本給と夜勤手当で構成されています。
しかし、夜勤が続くと体調に影響を与えやすく、精神的なストレスも大きくなります。
夜勤手当が加わっても、思ったほど給与に反映されないことが多いのが現実です。
例えば、私自身、毎月夜勤をこなしても大きな給与アップは期待できず、疲労だけが蓄積していった経験があります。
- 基本給は職場によって異なるが、夜勤が加わらないと一般的な水準に留まる
- 夜勤手当は魅力的に感じるが、疲れや健康への負担が大きい
- 給料が増える感覚が薄いことが、やる気を削ぐ要因にもなる
給料に影響を与える働き方とは?
給料に影響を与える要素にはどのような働き方が関わっているのでしょうか。
病棟勤務は、定時に帰れることが少なく、残業が発生しやすいのが現状です。
しかし、残業代が思ったより支給されないことも少なくありません。
また、夜勤を多くこなすことで収入が増えるといっても、体力や精神的な負担は大きいです。
長時間働くことで、プライベートな時間が取れず、結果として生活の満足感が下がってしまいます。
- 定時で終わることが少ない病棟勤務は、残業が給料に反映されにくい
- 夜勤の回数が多いと、体力や精神に負担がかかる
- 長時間勤務が続くと、プライベートな時間が削られ、仕事の不満が増す
給料の上がりにくさとキャリアの関係性
キャリアアップが給料に反映されにくい現状についても考えてみましょう。
看護師としてスキルを磨き、資格を取得しても、給料がすぐに上がるとは限りません。
昇進や役職に就くことが給与に直結しないことも多いです。
私も資格を取得してキャリアアップを目指しましたが、その過程で期待したような昇給がなく、
モチベーションが下がったことがありました。
- 資格やスキルを取得しても、給料に大きな変化が見られない
- 昇進や役職が必ずしも収入アップに結びつかない
- キャリアを積んでも、努力に対する報酬が少ないと感じることが多い
これらの要因が、看護師としての仕事に対する不満や「辞めたい」という気持ちを引き起こすのは自然なことです。
しかし、自分に合った働き方やキャリアの考え方を見直すことで、少しでもストレスを減らし、
前向きに仕事に取り組むきっかけを見つけられるかもしれません。
給料が安くても辞めたくない理由はある?
お金以外に得られるものや、自分にとって本当に大切なことを見つけることで、働き続ける理由が見えてくるかもしれません。
ここでは、辞める前に考えておきたいポイントを一緒に見ていきましょう。
辞める前に考えたい、給料以外のメリット
看護師として働く中で、給料だけが全てではないことも多くあります。
例えば、安定した職場環境や、人間関係、そして患者さんからの感謝の言葉など、他には変えられないメリットがあります。
私自身、辛い時期もありましたが、患者さんに「ありがとう」と言われた瞬間、やはりこの仕事は特別だと感じました。
看護師だからこそ得られるやりがいとは?
看護師という職業は、他の仕事にはないやりがいがあります。
それは、命を守り、患者さんの回復に寄り添う仕事だからこそ感じられるものです。
私も、重病の患者さんが元気になって退院する姿を見たとき、これほどの充実感は他の仕事では味わえないと感じました。
やりがいを見つけることで、給料の不満も少し和らぐかもしれません。
将来に向けた自己投資とキャリアアップ
もし今の給料に不満を感じているなら、それをきっかけに自分自身に投資し、
将来のキャリアを見直すチャンスと捉えることができます。
資格取得やスキルアップを目指すことで、将来的に給与が上がる可能性も広がります。
私も新しい分野に挑戦したことで、看護師としての可能性が広がり、給料面でも改善が見られました。
給料が安いと感じたときこそ、未来に向けた新しい挑戦のチャンスです。
看護師だけど辞めたい!その前にできる収入アップの方法
「給料が安いから辞めたい」と思っている方にとって、今すぐ辞めるのではなく、
まずは収入を増やす方法を考えてみるのも一つの選択肢です。
実は、少し工夫するだけで、現職のままで収入を増やせる手段がいくつかあります。
ここでは、具体的な収入アップの方法をご紹介します。
副業で収入を増やす方法
看護師として働きながら、副業を始めるのも一つの方法です。
副業といっても、看護師の経験を活かせるものから、全く違う分野の仕事まで選択肢は広がります。
例えば、私が知っている看護師の仲間は、ライターとして健康や医療に関する記事を書いて、収入を増やしていました。
空いた時間に在宅でできる仕事を選ぶことで、無理なく収入を増やすことができます。
- ライティングやブログ運営で知識を活かす
- オンラインでのカウンセリングや相談業務
- フリーランスの看護指導やセミナー開催
夜勤専従やシフト変更での収入アップ
現職のまま収入を増やすには、夜勤専従やシフトの変更も有効です。
夜勤は体力的に厳しいですが、専従になることで手当が増え、収入も安定します。
私も、夜勤専従として働いていた時期がありましたが、その間に収入が増え、貯金をする余裕もできました。
また、シフトを調整して、夜勤の回数を増やすことも一つの方法です。
- 夜勤専従を選ぶことで夜勤手当が増える
- シフトを調整し、夜勤の回数を増やす
- 体調管理を徹底し、無理なく夜勤をこなす
看護スキルを活かして稼ぐ手段
看護師のスキルは、他の分野でも活かすことができるのです。
特に、専門的な知識を活かして働くことで、看護以外のフィールドでの収入アップも狙えます。
私の友人は、看護師として働きながら、健康管理や介護に関するコンサルタントとしても活動しており、
その収入で看護師の夜勤分の給与を補っているそうです。
こうしたスキルの活用は、時間を無駄にせず、効率的に収入を得る手段となります。
- 健康や介護に関するコンサルティング業務
- 医療機器や薬品のアドバイザーとして働く
- 看護研修や講演会での講師活動
辞めたいと思う前に、今できる収入アップの方法を試してみることで、仕事に対する見方も少しずつ変わってくるかもしれません。
それでも給料が安いなら、看護師を辞めるべき?
「給料が安いから辞めたい」と思っている方にとって、その気持ちはとても理解できます。
特に病棟勤務は心身ともに負担が大きいですし、十分な報酬を感じられないとモチベーションも下がります。
では、給料の不満だけで辞めるべきなのか、慎重に考える必要があります。
以下で、辞めるべきかどうかを判断するためのポイントを確認しましょう。
辞めるタイミングを見極める方法
辞めるかどうかの判断は、タイミングが非常に重要です。
まず、現在の状況を冷静に分析しましょう。
例えば、体調や精神的な限界を感じるほどであれば、無理をせずに早めの判断が必要です。
また、今後の生活やキャリアプランを考えた上で、退職が本当に最適な選択肢かどうかを検討しましょう。
私も、一度辞めるタイミングを見誤ってしまい、後悔した経験があります。
その時に感じたのは、焦らずに計画を立てることの大切さです。
- 体調や精神状態を優先して考える
- 今後のキャリアプランを見直す
- 経済面での準備が整っているか確認する
転職活動を始める前の準備
辞めることを決断する前に、まずは転職活動の準備を進めましょう。
しっかりと情報を集め、次の職場選びで後悔しないようにすることが大切です。
例えば、自分が求める働き方や条件を整理し、それに合った求人を探すことが必要です。
私は転職活動の際、あらかじめ自分のスキルや経験を書き出しておくことで、スムーズに自己PRができました。
- 自分のスキルや経験を整理する
- 求人情報を定期的にチェックする
- 早めに履歴書や職務経歴書を用意しておく
看護師経験を活かした新しいキャリアの探し方
看護師としての経験は、多くの分野で活かせる可能性があります。
例えば、医療業界だけでなく、教育やカウンセリングなど、幅広い職業でそのスキルを活かせます。
私も、看護師を辞めた後、養護教諭として新しいキャリアを築きました。
自分の強みを活かせる仕事を探すことで、新しい道が開けます。
- 医療業界以外の分野も視野に入れる
- 健康管理や教育の分野での活躍を検討する
- 自分の経験を活かせる新しい仕事に挑戦する
給料が安いと感じた時こそ、次のステップを考える良いタイミングです。焦らず、自分にとって最適な選択肢を見つけることが大切です。
まとめ
看護師としての仕事に不満を感じることは、誰にでも起こり得ることです。
しかし、すぐに行動を起こす前に、まずは自分の働き方を見直してみませんか?
副業やキャリアアップなど、今の状況を改善する方法があるかもしれません。
また、看護師として培ってきたスキルや経験を、新しい形で活かせる道を探すことも有効です。
焦らずに、自分自身の未来を見据え、心と体に負担をかけない選択をすることで、より充実した日々を送ることができるはずです。
自分に合った方法で、より良い方向に進んでいけるよう第一歩を踏み出しましょう!