仕事のことを考えてたら、昨日は全く眠れなかった…
食欲もないし、頭も痛い。今日はどうしても行く気持ちになれない…
急な用事や体調不良など…
こんな風に「今日はどうしても仕事は無理!」なんて状況ありませんか?
ここでは急なお休みをもらう際の理由や伝え方を説明していきます!
この記事で解決するお悩み
- 当日欠勤したいときどんな理由を言えばいい?
- 職場にどうやって伝えたらいい?
- 休んだ後、気まずくならないかな…
ズル休みと思われない理由5つ
看護師として働いていると、体力も気力も限界を感じることがありますよね。
ここでは、ズル休みと思われずに休むための理由を5つご紹介します。無理をしないで、自分を守りましょう。
自分の体調不良
当日欠勤で使える理由NO.1です。
体調が悪いときに無理して来なさい、という上司はまずいないと思います。
などが自然に受け入れてもらえると思います。
以前本当に体調不良で休んだ際「診断書を出しなさい」なんて言ってきた、ひどい師長もいます。
自分の働く病院を受診したので、顔見知りの医者が「診断書だってお金がかかるから」と直接師長に内線で電話してくれました。
家族の急な事情
家族の急なトラブルや病気は、予測できないことです。
このような緊急事態は、仕事を休む理由として上司も理解してくれるはずです。
誰にでも起こり得ることなので、仕方がないと見なしてもらえます。
精神的な不調
ズル休みを考えた背景には、実際に心の疲労がある場合もあります。
この場合はズル休みではありませんが、精神的な不調も欠勤する際の大きな理由になります。
看護師としての責任感が強い分、精神的な不調が起こりやすい状況に共感されやすい理由です。
無理をせず休むことが自分や患者、職場全体のためにも良い選択であることを理解してもらいましょう。
生理痛
生理痛は軽い人もいれば、非常に強い痛みを感じる人もいます。
中には、頭痛、吐き気、めまい、極度の腹痛など、日常生活に支障をきたす症状が現れる場合もあります。
今回の生理痛はいつも以上に症状が重く、鎮痛剤もあまり効かない、仕事が出来る状況ではないということをわかってもらいましょう。
貴重品の紛失
当日欠勤するにはそれなりの緊急性のある理由が必要です。
貴重品の紛失となると緊急性が増します。
財布や鍵、携帯電話などの貴重品が紛失すると、その場で直ちに対処しなければならないことが多いです。
特に、財布には身分証やクレジットカード、現金などが含まれているため、すぐに再発行の手続きを行ったり、カードの不正利用を防ぐために早急な対応が必要です。
また、鍵を失くした場合、家のセキュリティを確保するために鍵の交換が必要な場合もあります。
ズル休みと疑われやすい理由とは?
上司や同僚が疑いを抱くのは、理由が曖昧で緊急性や具体性がない場合や、過去の欠勤状況と結びつけてしまう場合です。
以下は、上司にズル休みと疑われやすい理由になります。
事前に決まっているはずの理由
事前に決まっていることを当日に急に伝えると、
「それなら事前に知らせておくべきでは?」と思われ、ズル休みを疑われることがあります。
事前に調整可能なはずの予定をあえて当日に伝えることで、不自然さが感じられるためです。
頻繁な体調不良
体調不良は欠勤の理由として理解されやすいものの、軽い風邪や頭痛など、頻繁に同じ理由を繰り返すと信憑性が薄れてしまいます。
特に咳や鼻汁などは1日で治るものではないので、次出勤までに日が浅いと怪しまれる原因に。
特に、「また体調不良か…」と周囲から思われると、「実際には体調が悪くないのでは?」と疑われる原因になります。
検査が必要なほどの症状
ズル休みで「検査が必要なほどの症状」を理由に当日欠勤を伝えると、状況によっては不自然に思われる可能性があります。
今後の勤務に関わってきますし、診断書を求められることもあります。
1日休んだらその後の仕事は影響ない、と思われる程度の理由で伝えましょう。
上司への伝え方で変わる印象
欠勤を伝えるときは、上司に誠意を持って連絡することが大切です。
急な欠勤は職場に負担をかけてしまうため、伝え方一つで印象が大きく変わります。
上司へのいい伝え方
おはようございます、○○です。
急で申し訳ありませんが、今朝から体調が優れず、頭痛と吐き気があり、微熱もあります。
起き上がるのが辛くて出勤が難しいと判断したため、受診のために本日欠勤させていただきます。
ポイントは、「申し訳ない気持ちを伝える」と「具体的な理由を説明する」ことです。
ただ「体調不良」と言うよりも、「発熱したので医師に診てもらう」と説明すれば、より納得してもらいやすくなります。
お忙しいところ、急なご連絡となりご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
など、申し訳なく思っている姿勢を最後に付け加えることで、誠意が伝わります。
欠勤する際の手順
ポイントは、「少々手間がかかっても、相手の負担を考えて連絡を入れる」ことです。
ダメな例
連絡入れるの気が重いから、あとでにしよう…
あぁ、もう申し送りの時間だ…。面倒だけど電話するか…。
———申し送り中
あの…ちょっとだるい感じがするので休みます。
こんな行動とられたら、師長からお怒りを受けるのも、メンバーから反感を買うのも当然ですよね。
いい例
メンバーが8:00までに集まりだして、申し送りが8:30~だから、その前までに受け持ちの編成を直してもらったほうが良いな。
夜勤者が少し手が空く予定の7:45頃 1回目の連絡を入れよう。
①急で申し訳ありませんが、今朝から体調が優れず、頭痛と吐き気があり、微熱もあります。
起き上がるのが辛くて出勤が難しく、受診のために本日欠勤させていただく予定でいます。
師長さんが病棟に来る頃、再度連絡をさせていただきます。
師長さんが来棟してすぐ連絡できると誠意が伝わってより良いです。
②おはようございます。先ほど夜勤の○○さんに連絡を入れたのですが、今朝から頭痛と吐き気があり、微熱もあります。
自分自身も出勤が辛く、感染症も心配なので一度受診しようと思っており、お休みをいただきたいです。
明日には出勤できると思っています。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
この手順で伝えたら、夜勤者が一度受け持ちの編成をする時間が取れるため、
日勤者が慌てることなく受け持ちの情報収集が出来ますよね。
師長さんの連絡先を知っていれば、病棟に連絡する前に連絡を取るのもアリですよ!
当日欠勤はその日のメンバーに負担をかけてしまうことを念頭に置いて、少しでも負担にならない伝え方を心がけましょう。
休んだ後のフォローで信頼を維持する
忙しい職場での欠勤は周りに負担をかけてしまうことが多いです。
しかし休んだ後のフォローを行うことで、信頼を維持し、次回の欠勤にもスムーズに対応できます。
以下のポイントを意識して、信頼関係を築きましょう。
復帰後に感謝を伝える
休んだことでカバーしてくれた同僚に、復帰後すぐに感謝の気持ちを伝えましょう。
私の先輩は、勤務で負担をかけたメンバー全員に感謝の気持ちを伝えるとともに、
「オペ出し私の代わりに受け持ってくれたんだよね。」など
誰がそのイベントを代わったか、まで把握して感謝を伝えてくれました。
翌日に全体に感謝を伝えるだけでなく、そのメンバーが出勤した際に一人ずつ声をかけると信頼度が増しますよね。
業務の遅れを補う姿勢を見せる
休んでしまったことで生じた遅れや負担を、自ら進んでカバーする姿勢を見せましょう。
例えば、「昨日の分、私が今日のうちに備品の補充しときますね」など、具体的な提案をすることで、他のスタッフも安心します。
このような姿勢が、職場での信頼を強める一歩です。
休む時に避けたい行動と心がけ
急に休むことが必要な日でも、気を付けたい行動があります。
休むと決めたら、まずは慎重に行動を選びましょう。
例えば、休む時に余裕のある態度を取ってしまうと、職場で「ズル休み」と思われがちです。
また、休む理由が曖昧だと、信頼感が薄れてしまう可能性もあります。
事前に仕事休みたいと言いふらす
疲れがたまってくると、「もう休みたい…」とつい周りに言ってしまうことがあるかもしれません。
事前に「休みたい」「しんどい」と言いふらすと、いざ休む時に「もしかして」と、信頼を損ねる可能性があります。
職場での人間関係が複雑な場合、誤解や敵を作る原因になることもあります。
気を付けるべきポイントは、あまり頻繁に休みたいと言わないことです。
どうしても疲れているなら、信頼できる少数のメンバーにだけ相談するなど、発言を最小限にすることが大切です。
普段から仕事にまじめに取り組み、いざ休むときは明確な理由を伝えることで、理解を得やすくなります。
職場近くを出歩く
休む時は、職場の近くを避けることが賢明です。
もし職場の人に見られてしまうと、「ズル休み」と疑われるリスクが高まります。
特に、買い物やカフェでリラックスしている姿を見られると、誤解を招くことになります。
家でゆっくりと休息を取ることが最善ですし、外出が必要な場合は、職場から遠い場所を選ぶようにしましょう。
休みをもらって当然という態度をとる
休みを取ること自体は当然の権利ですが、態度次第で周囲の印象が大きく変わります。
「休みくらい当然」という態度を取ってしまうと、信頼が損なわれることがあります。
特に看護師の仕事はチームワークが大切なので、休む時も配慮が必要です。
休みを取る際には、周囲に感謝の気持ちをもつことを大切にしてくださいね。
まとめ
看護師として働いていると、体力や精神力の限界を感じることがあるでしょう。
そんな時、ズル休みと思われずに休むための理由を5つご紹介しました。
急な自分の体調不良は、最も納得されやすい理由で、家族に何か緊急事態が起こることも休む理由になります。
信頼を損なわないために、休んだ後に感謝の気持ちを伝えたり、自分から業務の遅れを取り戻す姿勢を見せましょう。
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