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看護師がばかばかしいと思う13の理由

看護師として日々奮闘しているけど、「なんだかばかばかしい」と感じてしまうこと、ありませんか?

責任は重くて日々プレッシャーと闘う反面、理想と違うと思った人は少なくないはずです。

特に一通りの仕事が出来るようになると、数多くの仕事を振られたり、人間関係が見えてきたり…

見えてくる景色が新人の頃とは違いますよね。

この記事では、私が看護師をしていてばかばかしい!と感じた理由と、その解決策を順を追ってご紹介します。

この記事で解決できるお悩み

  • どんなときに看護師がばかばかしいと思う?
  • 解決する方法は?

きっと「ばかばかしい」と思った瞬間を分かり合えるはずです。

解決に向けた小さな一歩を踏み出すためのヒントを考えてみましょう。

看護師がばかばかしいと思う13の理由


ばかばかしい①精神的負担が大きい

看護師は常に患者さんの命や健康に向き合う仕事です。

そのため、精神的なプレッシャーは計り知れません。

特に、緊急対応や重篤な患者さんのケアが続くと、どれだけ頑張っても「自分には無理かもしれない」と感じることがあります。

私自身も、夜勤が続く中で思わず涙がこぼれそうになったことが何度もあります。

ばかばかしい②人間関係がストレス

人間関係は、どの職場でも避けられない問題ですが、病院のような緊張感のある現場ではさらに複雑です。

上司や同僚、さらには患者さんとのやりとりで、ストレスが積み重なることも。

私も新人の頃、指導看護師との意見が合わず、仕事がばかばかしく思えたことがありました。

看護師ってベテランになるほど、仕事柄物をはっきり言ったり性格がきつくなる人も多いですもんね。

ばかばかしい③負担の割に給料が少ない

夜勤や休日出勤、長時間労働など、看護師は体力的にも精神的にも多くの負担を抱えています。

しかし、その割に給料が十分でないと感じることが多いです。

「これだけ働いているのに、この給料?」と思ったことはありませんか?

私も、給与明細を見て「これでいいのかな」と疑問を感じたことがあります。

ばかばかしい④患者から攻撃的な態度を受ける

患者さんやその家族からの理不尽なクレームや攻撃的な態度は、看護師にとって大きなストレス源です。

私も過去に、認知症の患者さんにつねられたり、「馬鹿野郎!」と怒鳴られたこともあります(みんなに対してですが)。

「なぜ私が…」と思ってしまう瞬間でした。

こうした状況では、感情的に対応するのではなく、冷静に対処し、必要であれば上司に相談することが重要です。

ばかばかしい⑤夜勤で身体のリズムが崩れる

夜勤が続くと、どうしても身体のリズムが崩れてしまいます。

昼間に寝ようとしても、明るい外の光や生活音が気になり、熟睡できないことが多いです。

夜働いて昼に休む生活は、体に大きな負担をかけ、疲労感が抜けません。

体調が悪くなるだけでなく、気分も沈みがちになります。

私自身も、夜勤明けにぐっすり眠れた試しがほとんどなく、いつも体が重いまま次の勤務に入ることがよくありました。

ばかばかしい⑥予定が合いづらい

シフト制で働く看護師にとって、友人や家族との予定が合わないのは日常茶飯事です。

特に連休が取りにくいため、友人と旅行やイベントに行ける機会は限られます。

さらに、予定を立てたとしても急な勤務変更があり、ドタキャンすることもしばしば。

私も、家族の集まりや友人の結婚式に出席できなかったことが何度もあり、

そのたびに「なんでこんな思いをして働くんだろう」と感じることが多かったです。

ばかばかしい⑦年休は流すもの

年次休暇があっても、実際に取得できる機会は非常に少ないことが多いです。

忙しい時期や、人手が足りない状況では、「年休なんて取れるはずがない」と諦めざるを得ません。

私自身、年休を希望しても業務の都合で何度も却下され、結局消化しきれずに終わってしまった経験があります。

交代勤務でシフト希望を出せるので、年休を使わずに済んでしまうことも多いんですよね。

看護師にとって、年休は「あるだけ」のもので、流れてしまうことが当たり前になっているのは本当に残念です。

ばかばかしい⑧ライフワークバランスが取れない

看護師として働いていると、どうしても仕事中心の生活になりがちです。

長時間のシフトや夜勤、休日出勤が続くと、プライベートな時間がどんどん削られてしまいます。

友人と会う時間が取れず、自分の趣味や休息のための時間も限られます。

私も何度も「自分の人生は仕事だけなのか」と感じることがあり、ライフワークバランスの取れなさにばかばかしさを感じる瞬間が多々ありました。

ばかばかしい⑨仕事が出来る人に甘い

職場では、どうしても「仕事ができる人」にばかり甘くなる傾向があります。

特にミスや急な欠勤があっても、評価の高いスタッフは軽く流されることがあり、

真面目に取り組んでいるスタッフが損をするように感じることも少なくありません。

私も、自分よりも上司に気に入られている同僚が失敗しても、厳しく叱られずに済むのを目にするたびに、

「不公平だな」と感じることがよくありました。

ばかばかしい⑩休みなのに出勤

看護師の仕事では、予定していた休日が急に出勤に変わることがあります。

特に、急な人手不足や会議が理由で数時間でも出勤になると、「せっかくの休みなのに…」と不満が募ります。

私は、家族の快気祝いがあったのに、急に出勤を命じられて、すべての予定が崩れてしまったこともありました。

こうした状況では、休みが取れているのかどうかさえわからなくなり、心身ともに疲れてしまいます。

ばかばかしい⑪指示待ちで仕事が進まない

看護師として働いていると、時々医師からの指示を待っている間に仕事が停滞することがあります。

特に、胃瘻造設後のレントゲン確認など指示が遅れると、経管栄養がつなげず、

待ち時間で効率が悪くなるだけでなく、ストレスも溜まります。

私も、指示がなかなか下されず、何もできずに手をこまねいている時間が無駄に感じ、苛立ちを覚えることがしばしばありました。

ばかばかしい⑫明らかな人手不足なのに「それは理由にならない」

看護師の現場では、人手不足が常に問題になっていますが、それを理由にしてもなかなか理解を得られません。

上司から「人手が足りないのは皆同じだから、仕方ない」と言われると、やり場のない悔しさが募ります。

私も、忙しい中で何人分もの仕事を一人でこなさなければならない状況が続き、

「これでは体が持たない」と感じたことが何度もありました。

それでも、「それは理由にならない」と言われると、さすがにばかばかしく思えます。

ばかばかしい⑬常にイレギュラーなことが起こる

看護師の仕事では、予想外の出来事が頻繁に起こります。

計画していたスケジュールが一瞬で崩れることも多く、何度も対応に追われてばかばかしさを感じることがあります。

例えば、突然の患者の容体悪化や、予定外の業務が追加されることは日常茶飯事です。

私も、思い描いていた業務の流れが次々と変わり、そのたびに「またか」と思わざるを得ない瞬間が多々ありました。

ばかばかしさを乗り越えるための対策法3選

自分を大切にする時間を作る

看護師の仕事は、常に忙しく時間に追われることが多いです。

そんな中で自分の時間を大切にすることが疎かになってしまうと、仕事がばかばかしく感じられることもあります。

私自身、看護師として働いていた頃、休みの日でも仕事のことを考えてしまい、リフレッシュする時間が少なくなっていました。

だからこそ、意識的に自分をケアする時間を設けることが重要です。

簡単なことから始めてみてください。

例えば、短時間でも好きな本を読む、軽い散歩をする、温かいお風呂にゆっくり浸かるなど、

自分をリフレッシュさせる時間を持つことで、心の余裕が生まれます。

「やりがい」を再確認してモチベーションを取り戻す

毎日の忙しい業務の中で、最初に抱いていた「やりがい」を忘れてしまうこともあるでしょう。

ばかばかしさを感じる原因の一つは、この「やりがい」を見失うことです。

私も仕事に追われる日々の中で、患者さんの笑顔や「ありがとう」という言葉に励まされていることを、忘れてしまうことがありました。

でも、そんな時こそ、初心に戻って自分が看護師を選んだ理由を振り返ることが大切です。

患者さんの回復や小さな成長を見守ることができるのは、看護師だからこそ得られる喜びです。

自己肯定感を高めるアプローチ

看護師の仕事は、常に高い責任が求められるため、時には自分を否定的に感じることもあるかもしれません。

特に、上司や同僚からの評価が気になってしまうことも多いでしょう。

ですが、自己肯定感を持つことが、ばかばかしさを乗り越える第一歩です。

私自身、他人の評価に振り回されて疲れた時期がありましたが、自分の小さな成果や日々の頑張りに目を向けるようにしました。

日記に自分の成長や感謝したことを綴ると、自分を肯定する力が少しずつ強くなります。

まとめ

看護師の仕事は、忙しさやストレスが多く、時にはばかばかしいと感じることがあります。

特に、精神的にも肉体的にも疲労がたまりやすい職業なので、自己ケアが欠かせません。

私自身、仕事に追われて休む時間もほとんどなく、気づいた時には心も体も疲れ切っていました。

そんな時、意識的に自分の時間を作ることが重要だと気づきました。

仕事ばかりに追われず、自分を大切にする時間を意識的に確保することで、少しずつ前向きな気持ちを取り戻すことができました。

自分の心と体のケアを怠らないことが、長く看護師として働くための秘訣です。

  • この記事を書いた人

さこぼ

病棟看護師として11年勤務。|その後2回転職。| クセの強い師長や先輩に揉まれ、新人時代を過ごす。|急性期・慢性期共に経験し、看護の在り方を考える。

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