看護師は、業務も勤務体系も過酷ですよね。
ストレスフルな職場で私は毎日仕事行きたくないな~と思って出勤準備していました。
この記事で解決できるお悩み
- 仕事に行きたくない看護師、私以上にいる?
- みんなの体験談が知りたい
- どうやってストレスを解消してる?
- 仕事を楽しいと思う方法は?
みんな、めちゃくちゃ仕事行きたくない状態で出勤しています!!
仲間はたくさんいます!
みんなで今日を乗り切りましょう!
看護師が仕事に行きたくない理由とは?
看護師として働いていると、「今日は仕事に行きたくない…」と感じること、誰にでもありますよね。
今回は、看護師が仕事に行きたくないと感じる理由と、その解決策を一緒に考えていきます。
新人看護師が感じるプレッシャー
新人看護師は、まだ慣れない環境でたくさんのことを学ばなければならないため、強いプレッシャーを感じることが多いです。
私も新人の頃、責任の重さや先輩からの指導にプレッシャーを感じ、毎日緊張していました。
常にミスを恐れ、先輩や患者さんの期待に応えようと必死になってしまいますよね。
毎日が試されているように感じ、仕事に行くこと自体がストレスになることも。
失敗への恐怖や、責任の重さに押しつぶされそうになることが、新人看護師が抱える大きな悩みです。
中堅看護師に多い悩み
中堅看護師になると、役割が増え、悩みも変わってきます。
私が中堅の頃に感じたのは、仕事の多忙さと後輩の指導が同時に求められることのプレッシャーでした。
自分の業務に加え、後輩のミスに責任を持つことになるため、精神的な負担が増すのです。
また、リーダーシップを求められたり、現場での決断を下す場面も増え、責任の重さが日々のストレスとなっていきます。
中堅看護師が抱える「責任」と「多忙さ」は、仕事に行きたくなくなる大きな原因です。
職場環境と人間関係の影響
職場環境や人間関係も、仕事に行きたくないと感じる大きな要因の一つです。
看護の現場は、スタッフ同士の連携が欠かせませんが、少人数で長時間勤務する中で意見の食い違いやコミュニケーション不足が起こることがあります。
特に、他のスタッフと合わないと感じたとき、職場に行くこと自体が憂鬱になることも。
こうした人間関係のストレスが、仕事を遠ざける大きな原因となることが多いのです。
あなただけじゃない!ひどい事例集
看護師として働く中で、人間関係の職場のストレスに悩む方はたくさんいます。
ここでは、よくある「ひどい事例」を紹介します。実際に私が経験した事例です…!
「ひどい上司」編
私が1年目でまだ1人で受け持ちを始めた頃の話です…
30分間で抗生剤を点滴する指示が出ており、刺針して、速度調節して、部屋を退出しました。
他患者さんのナースコール、処置、点滴指示、検査出しでバタバタ…
正直頭がパニックになっていて、正確に点滴が滴下しているか確認するところまで手が回っていなかったんです。
そしたら点滴が漏れて滴下しなくなっていて、半分程あたりから止まった状態でした。
そしたらそれを見つけた上司が…
ちょっと!!!!!あんたどこみてんの!!!!
点滴止まってるでしょ?!適当な仕事すんな!!!!!!
手には患者さんから抜針された点滴+ルート+針…
言い終わると同時に私に向って投げつけてきました…!!!!!ナースステーション内、凍りつく……
(針はしまってある状態でした)
優しいときは優しい先輩なんですが、気分にムラがあったんです…
ベテラン中のベテランの先輩で、誰も口出しできない人だったので、誰もフォローに来れる雰囲気でもなく…
ナースステーションで投げつけられた点滴を拾い、こらえても出てくる涙と葛藤しながらルート交換し、患者さんの元へ行きました。
後から声をかけてもらったところによると、その看護師のお子さんの体調が悪く帰宅したい旨を申し出たところ師長からNGが出て機嫌が悪かったそうです。
みなさん、どれだけ腹が立っても針のついた点滴は投げつけたらだめですよ!
ひどい同期編
1度聞いたらメモを取って業務の波に乗れてしまうようなしっかりした同期と職場配属された私。
でも同期もまだ1年目なので、やはりやり忘れやミスもあって、私が気付いた時はこそっと直してあげたり、教えてあげたりしていたんです。
その日は同期が夜勤、私が日勤でした。
患者さんの尿量の記載を忘れていた私。すると大きな声で、
「さこぼさん!尿量の記載がなくて確認が出来なくて困る!!」と言われたんです。
その子が正しいのは分かります。でも、そんなにみんなが注目するような大きな声で言わなくても…
別の日に、同じく同期が夜勤・私が日勤で申し送り後に記録に打ち込んでいたとき。
夕方の血糖測定は好意で日勤が回ってあげることもあったのですが、、
「さこぼさーん!ちょっと血糖測定回ってくれない?ちょっと患者さんに挨拶して20時の点滴つくりたいんだけど」
夜勤者同士で業務の調整してくれーーー!!!!
見ていた先輩が、同期に注意してくれました。ありがとうございます先輩!
ひどい医師編
私が2年目で金曜日のリーダー業務をしていたとき。(2年目秋~リーダー業務って早すぎませんか?涙)
15時頃にはメンバーの業務も滞りないことを確認し、医師に処方や指示出しの依頼も終わり、確認作業をしていました。
日勤も終わりだ~!と思っていた17時頃。
「さこぼ~。先生に追加の軟膏を処方依頼してもらえない…?患者さんが土日の分まで見るの忘れてて…」
先輩から突然の爆撃でした。
うちの病棟の医師は横柄な人で自分が絶対でした。病棟医師に依頼をするときはリーダーを通すのが決まりです。
緊急な用事でなければ電話でなく病棟に戻ってきたときに依頼することになっていました。
医師の地雷を踏まないよう、もうすぐ病棟に戻ってくることだと考え、医師が病棟に来るタイミングを狙いました。
が、予想よりも早く鞄を持ち、帰宅する姿勢で帰りかけてしまったんです!
先生、申し訳ないんですが…
患者さんの軟膏の残量の確認が出来ていなかったようで処方を…
医師、ぶち切れです。地雷踏みました。
「こんな時間の帰りかけた時に追いかけてきて、薬の処方?!もっと早く言いなさい!!!
あんたが確認する立場でしょ!!!!」
私は全員に確認したんですけど…なんて言える状況ではありません。
あなたの受け持ち患者なんだから、自分で処方の確認くらいしてよ!
なんて口が裂けても言えません。
ちなみに病棟出るまでは機嫌悪くなかったんですよ。
医師は相当腹が立ったようで、師長に私のミス?を大きな声で「指導するように」と怒っていました。
師長は医師をなだめてくれましたが、
私に確認するわけではなく、先輩も(絶対騒動知っていたけど)何か言うわけでもなく…
私が悪くて怒られたようで、後味が悪い思い出となりました。
嫌な思いをしているのは自分だけではありませんので、安心してくださいね!
看護師のメンタルケア方法
看護師として働く中で、メンタルケアはとても重要です。
毎日の仕事に追われ、ストレスや疲れがたまりやすい環境では、心の健康を守るために意識的なケアが欠かせません!
仕事に行きたくないと感じたときこそ、自分の気持ちに目を向けて、無理をしないようにすることが大切です。
リフレッシュの重要性
看護師の仕事は、心身ともにエネルギーを消耗することが多いですよね。
だからこそ、定期的にリフレッシュすることが大切です。
リフレッシュのメリット
- ストレスの軽減心の余裕ができる体力
- 気力の回復
- 仕事へのモチベーションが上がる
- ポジティブな思考を取り戻せる
- 心身の健康維持につながる
疲れた体をしっかり休め、好きなことに没頭する時間を作ると、気持ちが軽くなり、「また頑張ろう」という気持ちが湧いてきます。
リフレッシュすることで、心に余裕を持ち、仕事に前向きに向き合う力を取り戻しましょう。
ストレスによる体調不良への対処法
ストレスが溜まりすぎると、体に不調が現れることがあります。
私は一度、強いストレスから頭痛や胃痛に悩まされたことがあります。そんなときこそ、無理をせず休むことが大切だと気づきました。
ストレスのサインを見逃さず、早めに対処することで、体も心も早く回復できます。
対処の方法
十分な休息を取る
休息を取ることで、心身の回復を促し、体調不良の原因であるストレスを軽減します。
睡眠時間をしっかり確保する
質の良い睡眠は、ストレス解消に直結し、体調不良の改善に効果的です。
信頼できる人に相談する
誰かに話すことで心が軽くなり、問題を客観的に見ることができるようになります。
心身を整えるための休職判断
時には、心と体のバランスを取り戻すために休職を考えることも必要です。
休職は逃げることではなく、自分を守るための大切な選択です。無理をせず、しっかり休むことで、将来のための力を取り戻せます。
<休職を判断するための目安>として重要なポイントを4つ挙げます。
1.周囲からの指摘や助言
家族や同僚から「最近疲れているように見える」と指摘されたり、医師や上司から休職を勧められた場合。
2.心身の疲労が限界に達している
体調不良や精神的な疲労が続き、回復の兆しが見えないときは、休職を検討すべきです。
3.日常の業務がこなせないほどのストレス
仕事のストレスで業務に集中できず、ミスが増えたり、仕事を続けるのが困難だと感じる場合。
4.睡眠不足や食欲不振が続く
ストレスが原因で十分な睡眠が取れない、食欲が低下しているなど、日常生活に支障をきたしているとき。
体や心に負担をかけてまで働かなくてはいけない職場なんて、この世にありません。
職場であなたの代わりになる人はいますが、この世にあなたの代わりになる人はいません。
自分の心と体を大切にしてくださいね。
転職の情報収集でいつでも辞めれる準備
準備するだけでもかなり気持ちが楽になりますよ。
私もよく「次に腹が立ったら辞めてやる!」と思いながら出勤していました。
転職サイトを定期的にチェックし、どんな職場が自分に合っているのかを把握することで、今の環境に縛られることなく、安心感を持てるようになりました。
転職サイト | 特徴 |
レバウェル看護 (旧:看護のお仕事) | 求人数が非常に豊富で、非公開求人が多いことが特徴で、好条件の案件を見つけやすいです。 また、キャリアアドバイザーが個別にサポートしてくれるため、自分にぴったりの職場を見つけやすい点が魅力です。 初めて転職する看護師や、条件にこだわりたい方にもおすすめです。 |
ナースではたらこ | 直接病院に問い合わせができる「逆指名制度」が特徴です。 自分が働きたい病院や施設に求人が出ていなくても、サイトを通じて確認してもらうことができます。 また、24時間対応のサポートもあり、忙しい看護師にとっても便利です。 |
ジョブメドレー | 医療・介護業界全般の求人を扱っているため、他の医療関連職種へのキャリアチェンジも視野に入れることができます。 求人情報が多く、施設の詳細や職場の雰囲気がわかる動画や写真付きの求人が多いのも特徴です。 また、スカウト機能があり、病院や施設から直接オファーをもらえるため、効率的に転職活動を進めることができます。 |
私のおすすめサイトを挙げておきました。
登録も簡単で、たくさん情報をもらえたり情報収集だけでもOKなので、気軽に試してみてください。
看護師としての仕事を楽しむための工夫
毎日の業務が単調で辛いと感じるときこそ、小さな変化や挑戦が気持ちをリフレッシュさせてくれます。
仕事を楽しいものに変えるのは、意外と身近な工夫から始まりますよ。
目標設定と達成のステップ
仕事に行くのが辛いと感じたとき、目標を持つことが励みになります。
小さな目標を作り、達成するたびに自己成長を実感できれば、やりがいを感じられるようになります。
例えば…
- 点滴を毎日練習して、先輩にアドバイスをもらう。
- 患者さんと笑顔で接して、相手の話をしっかり聞く。
- リーダー業務をまとめてみる。
- 時間の使い方を工夫して、残業を減らす。
- 帰宅前に勉強して新しい知識を増やす。
自分なりの目標を見つけてみましょう。
ミスを乗り越える考え方
大切なのは、そのミスをどう乗り越えるかという考え方です。
ミスを恐れるのではなく、そこから学びを得て次に活かすことが、自分を強くする鍵です。
- ミスは成長のチャンス
- ミスから学ぶことで、自分のスキルや知識が向上します。
- 完璧を求めすぎない
- 誰でもミスをすることはあります。大事なのは次に同じミスをしないこと。
- 周りのサポートを受け入れる
- ミスを一人で抱え込まず、周りの意見やアドバイスを積極的に活用しましょう。
落ち込むのはそこそこにしておいて、次に進むために気持ち切り替えていきましょう!
褒美や楽しみでモチベーションアップ
仕事に行くのが辛いとき、自分に小さなご褒美を用意するのも一つの方法です。
例えば、夜勤の後に好きなカフェで一杯のコーヒーを楽しむといった、些細な楽しみがあるだけで、仕事が少しだけ軽く感じることがあります。
毎日の努力には報酬が必要ですし、楽しみがあると自然とモチベーションもアップします。
<私のおすすめご褒美>
- コンビニで高めのスイーツを買う
- 夜勤明けには岩盤浴へ行く
- 同期とごはんへ行く
- 漫画喫茶で漫画を読み漁る
- 夜勤明けにメンバーとモーニングへ行く(気心知れた人限定!笑)
自分なりのリフレッシュ方法を見つけて、仕事に行く気力を養いましょう。
看護師としての自己理解と心構え
看護師としての役割や自分自身を理解することが、解決の糸口になるかもしれません。
看護師の仕事は、患者さんの命に直接関わる重要な役割であると同時に、自己犠牲や過度なストレスを感じることも少なくありません。
まず自分がどう感じているのか、どんな状況で「仕事に行きたくない」と思うのかを考えることが大切です。
自分を理解することで、心に余裕が生まれ、解決策も見つかりやすくなります。
看護師にならなきゃ良かったと思う時
時には、「看護師なんてならなきゃ良かった」と思う瞬間もありますよね。
特に、仕事がうまくいかない時や、自分のミスで落ち込んだ時にそう感じることが多いかもしれません。
私も新人の頃、患者さんにうまく対応できず、何度も後悔したことがあります。
でも、そのたびに「なぜ看護師になりたかったのか」を思い出すことが大切です。
初心を振り返ると、自分の努力や成長を実感でき、もう一度前向きに仕事に向き合えるきっかけになります。
ばかばかしいと感じた時の対処法
看護師として働いていると、時折「こんな仕事ばかばかしい…」と感じる瞬間があるかもしれません。
<雑用ばかりを任される>
掃除や備品の補充など、自分の看護スキルとは直接関係ない作業が続くとき。
<書類作業が多すぎる>
報告書やカルテ記入に時間を取られ、患者さんとの対話やケアに十分な時間を割けないと感じるとき。
<上司や同僚からの評価が不公平>
自分の頑張りが認められず、他の人だけが評価されていると感じるとき。
<患者さんや家族からの感謝が少ないと感じる>
自分が一生懸命ケアしても、感謝されないどころか文句を言われるとき。
一度立ち止まって「この業務が誰の役に立っているのか?」と考えてみてください。
例えば、簡単な仕事でも患者さんや同僚を支える一環だと考えると、少し視点が変わります。
小さな業務も大切な仕事の一部だと理解すると、やりがいが感じられるかもしれません。
人生の選択肢を広げる視点
「仕事が嫌だ」と感じる時、他の選択肢がないように思いがち…
ですが、実は人生には多くの選択肢があります。
看護師としてのキャリアだけでなく、「ライター」や「教育者」など、経験を生かせる仕事はたくさんあります。
私も看護師から転職をして今では養護教諭として働き、今まで狭い世界で生きていたんだなと思うようになりました。
仕事が辛い時こそ、自分の将来に向けて何ができるか考えるのが大切です。
新しい視点を持つことで、今の仕事に対しても新たな発見があるかもしれません。
まとめ
看護師が仕事に行きたくない理由はさまざまです。
まず新人は慣れない環境や失敗への恐怖から大きなプレッシャーを感じやすく、
中堅看護師になると業務の多忙さや後輩指導の責任が増し、精神的な負担が大きくなります。
また、職場環境や人間関係のストレスも大きな要因です。
これらの悩みに対処するためには、自己理解や適切なメンタルケアが必要です。
まずは、自分自身の感情やストレスを見つめ直し、無理をしない心構えを持つことが重要です。