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看護師の仕事が楽しくない理由と解決策5選

泣いた看護師
泣いた看護師

看護師の仕事にやりがいが感じられない…

そんな風に感じたことはありませんか?

この記事では、看護師が仕事を楽しくないと思う理由を深堀りし、

前向きに仕事に取り組めるように考えていきます。

この記事を読んで解決する悩み

  • 看護師の仕事が楽しくない理由は?
  • 自分で心がけることは?
  • どんな解決策がある?

さこぼです。

11年間病棟勤務。転職2回。

悩みに悩んだ病棟時代を思い出し、お役に立てる情報を発信しています。

さこぼ
さこぼ

もう少し頑張ってみようかな?と実際に思えたコツが載せてあるので、参考にしてください。

仕事を楽しめない3つの理由

仕事が楽しくないと感じるのは、あなた一人ではありません

シフトや人間関係、そして成長を実感できないことが原因で、やりがいを見失うこともあります。

ここでは、看護師が仕事を楽しめなくなる3つの理由と、その解決策について一緒に考えてみましょう。

過酷なシフトが与える影響とは?

看護師のシフトは、とてもハードです。

夜勤や不規則な勤務が続くと、体の疲れ、心にも負担がかかります

泣いた看護師
泣いた看護師

友達ともなかなか予定が合わなくて…
話しを聞いてもらえないのが辛い。

そんなときは、まず自分の体を大切にすることが重要です。

可能であれば、シフトの調整をお願いしたり、休息をしっかり取ることを心がけましょう。

人間関係のストレス

職場での人間関係が悪化すると、毎日がとても辛くなりますよね。

看護師はチームでの仕事が多いため、人間関係がうまくいかないと、そのストレスが仕事全体に影響します。

看護師の中には、気が強い人も多いですよね…。

人間関係の問題を解決するためには、まず自分からできる小さな改善を試してみましょう。(次の章で詳しく解説!)

自分の成長を実感できない

看護師の仕事は忙しく、毎日があっという間に過ぎていきます。

その中で「自分は本当に成長しているのか?」と感じることも多いでしょう。

泣いた看護師
泣いた看護師

またミスをした…今日もできなかった…

そんな風に自己否定ばかりしていると辛いですよね。


成長を実感できないと、やりがいが薄れ、仕事がつまらなく感じることもあります。


成長を感じるためには、まず小さな目標を設定し、その達成感を味わうことが大切です。(見出し4で詳しく解説!)

看護師の仕事を楽しめない主な原因が

過酷なシフトや人間関係のストレス、自己成長の停滞感ということをお話ししました。

続いて、それぞれの解決策を考えていきましょう。

職場環境を改善する第一歩

看護師の仕事が楽しく感じるためには、

まず自分の身の回りから、職場環境を少しずつ改善していくことが大切です。

ここではすぐに取り組める実践的な方法を紹介します。


笑顔と挨拶から始める

笑顔と挨拶は、職場での雰囲気を和らげ、良い人間関係を築くための第一歩です。

誰かと顔を合わせたとき、簡単な「おはよう」や「お疲れさま」といった言葉が、職場全体の雰囲気を変える力があります。

最初は照れくさく感じるかもしれませんが、以下のポイントを意識してみてください。

これだけは心掛けたいポイント

  • 朝は必ず自分から挨拶をする
  • 笑顔で相手に接することを心がける
  • 「ありがとう」を積極的に伝える



これを習慣にすることで、職場での居心地が良くなり、周囲からもポジティブな反応が返ってくるようになりますよ!


効率UP!職場の片づけ術

職場が散らかっていると、気持ちも乱れがちになります。

デスクやロッカーが整理されていると、頭の中もスッキリして、仕事がスムーズに進みます。

私は以前、ロッカーがごちゃごちゃしていて、毎日必要なものを探すだけで疲れていました…

整理整頓したことで、気持ちも整い、その日から仕事が楽になった経験があります。

さこぼ
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掃除したり物がきちんと整理されていると、心も整いますよね!

片づけを簡単に始める方法

・毎日5分間だけ、デスクやロッカーを整える
・必要なものと不要なものを分ける
・使いやすい位置に道具を配置する

小さな片づけの積み重ねが、職場での効率を高め、心の余裕を生み出します。

業務の見直しで負担を減らす

毎日の業務に追われていると、気づかないうちに疲れが溜まります。

しかし、一度立ち止まり、業務の流れを見直すことで、意外と簡単に負担を減らせることがあります。

今からできる業務の見直し

・毎朝、業務の優先順位を決める
・重要な仕事から取り掛かる
・無理な仕事は周囲に相談し、サポートを求める

無理なく進めることで、心身ともに負担が軽減され、仕事に前向きに取り組めるようになります。

笑顔や挨拶、片づけ、業務の見直しなど、

身近なことから環境を少しずつ改善することで、ストレスを減らしていきましょう!

チームワークで仕事を楽にするコツ

仕事が楽しく感じられない理由のひとつに、「周囲とのチームワークの悩み」が挙げられます。

最近では最近はペアナース体制が取られている病院も多く、チームワークの重要性はますます高くなっています。

自分の役割をしっかり理解し、他のスタッフとスムーズに連携することがポイントです。

役割を見直して効率アップ

まず、あなた自身の役割をしっかりと見直しましょう。

自分がどんな仕事をしているのか、

他のスタッフとどう協力しているのかを再確認することで、無駄な作業が見えてきます。

例えば…

  • 自分の担当範囲を整理する

    業務前に大まかに役割分担をしておくと効果的です。
    (検査出しを行うので清潔ケアはお願いね、など…)

    1日のスケジュールも立てやすく、責任の所在も明確になるため混乱や重複作業を防ぎます。

  • 他のスタッフに任せられる部分は委任する

    ナース補助さんや事務さんの力を借りながら、効率的に業務を進めましょう。
    (緊急でない書類のコピーや、ベッドメイキング、ナースコールの確認など)

  • 優先順位をつけ、時間を有効に使う

    重症度が高かったり、緊急性のある患者さんの対応を最優先にする…

    など優先順位をつけることで、限られた時間内に効果的に業務を進められます。

こうした工夫をするだけで、仕事の効率が大きく向上し、少しずつ余裕が出てきます。

迷わず相談!チーム連携を強化する方法

困った時は、一人で抱え込まずに周囲に相談することが大切です。

相談することで新しい視点が得られ、問題解決のスピードが速くなります。

たとえば、先輩や同僚にアドバイスを求めたり、休憩時間にリラックスした状態で話すことが有効です。

  • 気軽に声をかけられる相手を見つける
  • チームミーティングで意見を交換する
  • 困った時は「助けて」と言える勇気を持つ

迷いがない状態で業務にあたることは、質のいい看護にもつながりますよ!

さこぼ
さこぼ

仲間と支え合いながら仕事を進めることで、自然とストレスが減り、より楽しく働ける環境が作れます。

自己成長でモチベーションアップ

仕事に楽しさを見出すために、自分自身の成長を感じることはとても重要です。

成長の実感があると、モチベーションが自然と上がり、毎日の仕事も前向きに取り組むことができます。

自己成長を実感するための方法として、目標設定や振り返りの習慣を取り入れてみましょう。

小さな目標で成長を実感

成長を感じるには、まず小さな目標を設定することが大切です。

例えば、「今週はバイタルサインの記録を迅速に行う」や「一人の患者さんにじっくり話を聞く時間を作る」など、

すぐに達成できる具体的な目標を立てましょう。

自己成長を実感するための3ステップとは?

  1. 達成可能な小さな目標を設定する
  2. 進捗を確認しながら自信をつける
  3. 成功体験を積み重ねて自己成長を感じる

こんな目標がGood!

今週オペがあるから「助言を得ずにオペ出しをしてみよう!」

  1. それまでに疾患の基礎知識とオペ前の注意点や患者さんに説明するべき点をまとめておこう
  2. オペ日まで必要事項を勉強することが出来た
  3. 自己学習をもとにして患者さんへの説明が分かりやすいと言ってもらえた

など、出来た点を自己評価することが大切です。

こうした小さな目標を達成することで、仕事に対する意欲が湧き、日々の業務が充実していきます。

成長を振り返える習慣


仕事が忙しいと、自分の成長を見逃しがちです。

そこで、週に一度、自分の成長を振り返る習慣を取り入れましょう

成長を実感できる機会を作ろう

  • 週に一度、業務の振り返りを行う
  • 成長した点や改善点を記録に残す
  • 次の週の目標を立てる

週末に「今週できるようになったこと」や「改善できたこと」をノートに書き出すと、自分がどれだけ成長したか実感できます。

振り返ってみて成長した点や改善点を記録に残すことで、成長が目に見えて感じることが出来ますよ!

さこぼ
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振り返り後は、次回の目標を立てることも大切です。

振り返りをすることで、自信がつき、今後の仕事に対しても前向きな姿勢で取り組むことができるでしょう。

仕事を楽しむ解決策5選

仕事が楽しく感じられない時には、何かがうまくいっていないことが多いです。

その何かに気づくことが出来て改善すれば、

少しの工夫で気持ちが前向きになり、楽しさを取り戻せます

ここでは、看護師としての仕事をもっと楽しむための具体的な解決策を5つ紹介します。

シフト管理で負担を減らす


シフトの組み方が負担になっている場合は、具体的な工夫が必要です。

泣いた看護師
泣いた看護師

毎回夜勤回数が多く入れられてしまう…


夜勤が連続すると体力も気力も消耗しやすくなります。

そのため、できるだけ夜勤の間に日勤を挟むようにスケジュールを調整することが重要です。


泣いた看護師
泣いた看護師

この日休みを取りたいけど言いづらいな…

プライベートの予定や休息日を大切にするため、前もって希望休を出しておくことも有効です。

さらに、シフトを同僚と調整して、自分が疲れすぎないように交代でカバーし合うこともできます。

私が今まで経験した病院では、

自分の能力以上のスタッフと勤務を調整すれば、勤務を代わってもOKというルールのところが多かったです。

無理をせず、心身のバランスを保つことが、仕事を長く楽しむための鍵です。

人間関係を改善するコミュニケーション法

職場での人間関係がうまくいかないと、ストレスが増えることがあります。

意見が食い違う時や距離を感じる時は、まず相手の立場に立ってみることが大切です。

仕事の忙しさでイライラしている同僚には、「いつもお疲れ様です」と一言添えるだけで、相手の気持ちが和らぐことがあります。


また、日々の挨拶や笑顔も大切です。

些細な会話を積み重ねることで、信頼関係が深まり、結果的に円滑なコミュニケーションが生まれます。

さらに、自分が困っている時は素直に助けを求めることで、相手も気軽に頼ってくれるようになるでしょう。

スキルアップで成長を実感

仕事で成長を感じることは、やりがいやモチベーションを高める大きな要因です。

まず、自分が得意な分野や興味を持っているスキルを見つけて、それを磨くことが大切です。

例えば、新しい処置技術を学んで実践してみる、

患者さんとのコミュニケーションをより効果的に行う方法を試してみる

など…

さこぼ
さこぼ

また、研修や勉強会に参加することで知識を深めるのもおすすめです。


小さな成功体験や進歩を感じられると、日々の仕事が充実し、楽しさが増します。

自分の成長を実感することで、自然と自信がつき、次のステップへ進む意欲も湧いてきます。

業務の優先順位で効率化

看護師の業務は多岐にわたり、全てをこなすのは難しい時もあります。

そんな時こそ、優先順位をつけることが重要です。

急変が予想される患者さんのケアや、重要な処置を最初に行う

そのあと退院目前の感謝さんの指導を行う…など

優先順位をつけることで、その後の時間に余裕が生まれます。


また、業務の合間に事務作業や記録を済ませるなど、すきま時間を使って効率的に動くことがポイントです。

落ち着いた時間帯にカルテの記入や備品の補充を行う

あと5分ほどで点滴が終わりそうなので、付近で記録・やる事リストの確認をする…など

無理に全てを完璧にしようとせず、順序立てて進めることで、心にも余裕が生まれ、ストレスの軽減につながります。

早めの相談でストレス軽減

仕事で困った時は、一人で抱え込まずに早めに相談することが大切です。

泣いた看護師
泣いた看護師

点滴の時間と 検査出しと 患者さんのナースコールが被った…

自分が2人欲しい~!


業務が忙しくて手が回らない時、同僚に「この処置を手伝ってほしい」と声をかけるだけでも、負担が大きく軽減されます。

また、人間関係で悩んでいる時は、上司や信頼できる先輩に話を聞いてもらいましょう

気持ちが軽くなり、意外なアドバイスをもらえることもあります。

早めに相談することで、問題が大きくなる前に解決策が見つかりやすくなります。

サポートを受けることは、仕事の効率を上げるだけでなく、心の負担も減らし、楽しく働ける環境を作る一歩です。

まとめ

看護師が仕事を楽しめない原因には、過酷なシフトや人間関係、自己成長の実感が少ないことが挙げられます。

これらを改善するためには、笑顔と挨拶で職場の雰囲気を良くし、片づけで効率を上げ、業務の優先順位をつけて負担を減らしましょう

困った時は早めに相談することが、仕事を楽に進めるための大切なポイントです。

  • この記事を書いた人

さこぼ

病棟看護師として11年勤務。|その後2回転職。| クセの強い師長や先輩に揉まれ、新人時代を過ごす。|急性期・慢性期共に経験し、看護の在り方を考える。

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